棺の中の宇宙

 

  み・ヌ・ヌです。こんばんは。

 

  大きな喪失を味わった時、とりわけそれが愛にまつわるなにかだった時、自カプのそれぞれが何を思うかということについてぼんやり考える記事にしようと思って、ちょっとちがう方向にきたものだとおもってください。というのも(というな)、クラス別スカウトで4しゅうねんの薫くんだけ来てくれんかったからですね、ビリヤードも来てくれませんでしたね。かなしい、ピザたべたい

 

 

 おはなしを戻すと、つまり自カプのそれぞれが、大切なものを箱の中に大事にしまっておくことか、それとも箱から出してめいっぱい触ってあげることか、そのどちらを愛とするか?ということです。

 

  薫くんはきっと前者で、なんでかというと、彼は過去すでに大きな喪失を味わっていて、それについて今も思うところがありそうだから です。DEATH. 彼の♡愛♡についての考え事は、このキモ・ブログにも掃いて捨てるほど置いてありますけど、まだなんか言わないと気がすまない!!!!!!!だから書きます 大事なものを集めて箱の中にしまっては、それらに想いを馳せて慈しむのが彼の性癖みたいなものだと思ってて、こと恋愛に関してもそうだと思うんですね。実際字面はすごいけど、あながち世の中にいないわけではないタイプだとおもいます。夢見がちオトメワールド……喪失への恐怖みたいなものがあると、多分こっちに行きがちなのかなっておもいました。それは傷つけないかわりに絶対に触れることはできない(相手のすべてを知ることはできない)し、箱の中のものを誰とも共有できないから祝福を得ることもまたできないんですね 永遠の孤独ということです

  それが彼の幸福なのかというとまたちょっと違くて、なんだろう ほんとの幸せみたいなものを薫くんは自ら遠ざけてしまっているかんじがする、かわいそうで興奮するな…………でも自カプ、幸福になってほしいよ……………

 

  で、颯馬くんはおそらく後者で、大事なものこそ箱から出して、自分の手で触ってあげたり、外の世界に連れ出したりするべきだと思ってる感じがします。愛とは傷つく事もいつか壊れてしまう事も受けいれて、隔たりのない状態で誰かと触れ合う行為、箱の中に大切なものをしまって永遠に開けないでいるのは、何もないのと同じ……そう思えるのは彼がとくべつ大きな喪失を味わったことがないからかもしれないので(わからん!300回目やけど、そうまくんの家のことどうにかつまびらかにしてください)、どちらが正しいとかは誰にも判断ができないのですが、拙は颯馬くんが恋人を日の当たるハッピープレイスに手を引いて連れてきてくれると思い込んでる節があるので、以上のようにかんがえました。

 

  そんな颯馬くんと出会って恋をして、薫くんがどういうふうに思うのか、彼は変わるのか変わらないのか、そこはわからないんですけど、颯馬くんは必ず薫くんの世界を開いてくれる生涯の恋人なんだろうなと思います。薫颯の王子様は颯馬くんのほうなんや。自カプ、どっちもディ◯ニープリンセスだから シロツメクサのかんむりをどうぞ

 

  ぼくの自カプに対する祈りは、颯馬くんがきっと薫くんの思う♡愛♡をぶっ壊し、箱の中の宝物ではなく、箱の外のうつくしい景色に導いてくれますように……………ということ………………最終的に同じ墓に入るので(墓も棺も箱である)、彼らの恋愛は他人から見るとちょっとヤバですが(ちょっとヤバではない恋愛解釈もあってよい)、ある意味では薫くんの愛はそこで完遂されるのではないかなとおもいます。燃えよ愛、二人の終わりが世界の終わり、エクピロシスの炎、ねこ

 

  というわけでこの記事のタイトルは本当は『自カプ、同じ墓に入れ』だったわけですが(………)ブロックよりひどい目に遭いそうなのでやめておきました。このザマ、2年後とかに見返して即死するポエティックゴミゴミタイトルをつけてしまいましたが、若気が至ってたのかもしれないと思って許されたいです。よろしくお願いします。ようこそ!Dear my future♪♪♪

ブロックは気軽にしてね♪♪♪

 

 

  ♡愛をこめて♡

  海・犬・パン