二百十のりんごを抱えよ

 


 おまえはMiss.プリオネアのしもべか? 

 そうでなければいそいでしもべになったほうがいい。この世には""""最高の女""""がおまえの推しの女の数だけいるわけだが、華園しゅうかはまちがいなくその一人だ。

 なにも言わずに聴くがよい。アプル・ミュジクで配信ちゅうなので、250りんごマネーていどなら俺がおまえの懐にしのばせてやる。

 

 よろしくお願いいたします。

 

 

 で、平均的なりんごの重さを調べるとたいてい300グラムとか出てくるが、ぼくらが知りたい重さはそこではない。知りたいのは羽風薫くんの愛の重さであり、そしてそれがどのくらい神崎颯馬くんにのっかっているかということだ。今夜の記事はそれについてなので、冷凍パイシートなどは冷凍庫にしまい、きたるべきアップル・パイの日を待っているべきだろう。

 

 

 羽風薫くんはほんとうにメンヘラなのか?

 

 

 お腐女はメンヘラが大好きなので、攻めや受けを気軽にメンソーレヘソラッパーにしがちである。ぼくにもまあまあ、その気がある。"""最高"""の男や女にはなんとなくそんな特徴があるような気がしているが、それはそれで、こっちの話なので今は置いておいてよい。

 羽風薫くんは、以前も言ったように、精神の世界における愛になにかちょっとした固執があるみたいなので、たびたびそういう感じにされているのを見かけるのだが(かわいいね!)、彼は本当にメンヘラなのか?

 

 犬の答えは、ある意味では否である。よくよく考えてみてほしいんだけど、彼、かなりおメンタルは鉄だと思うわよ。おうちのこと、これからのこと、かつて失ってしまったもののこと、彼の境遇を思うと、そもそもメンタルがそうとう鋼でないと、ここまで乗り越えてこられなかったとぼくはおもうわけだよね ガス抜きとしてのパンケーキや女の子はあれど、それだけでにこにこしていられることはない。彼はけなげにがまんをしているのだ。やだ…涙が出る……………こんかいのガチャストでもなんだかそんな匂いがあって、というか彼に感しては匂わせが多すぎて匂いまくってるかんじなのではやく神崎颯馬くんと幸せになってほしいとおもいきや、返礼祭でゴールインしてたから大丈夫だった。ハウマッチご祝儀 だけど、ぼくはつごうのよい腐なので、そんなふうに忍耐づよい薫くんにとってもどうしても我慢できないことがあるような気がしてる それは好きな子のこと それは神崎颯馬くんのことだ!お外でなんでもかんでもがまんしてる薫くんが、颯馬くんのことでだけめちゃめちゃわがままになるのたいそうプリティエではないか………?と…………。他の誰かのそばでフワフワいい匂いさせるのヤダーーーー!!!俺の知らないとこで誰かとおいしいケーキたべてるのヤダーーーーーーーー!!!!!!!俺じゃない人のみかんの白いとこ取ってあげちゃダメーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!など、本当にくだらない些細なことも気になってしまう薫くんはかわいい 好きな子のこと絶対妥協したくないのが本当にかわいいねえと思うわけですの。たべちゃおうね

 

 こういうふうに書いているとまあまあこれも広義のメンヘラなのでは?という問いがこの世の果てからやってくるが、別にそういうことにしてもいい、おまえは何が言いたいぷり?大事なとこをまとめると、世の中のにんげんはたいてい、ギャップ萌えにじんせいや財布を狂わされているということで(ぼくはこういう本とかを死ぬほど読まされたので、これはまず間違いないとおもう)、だから言いたいのは、じっさいもんだい鋼メンタルの薫くんが、颯馬くんの前でだけやわやわメンタルになるのが、ぼくらにとっての魅力なのではないか?ということだ。それが確信犯でも、とってもかわいい!どうすればめいっぱい甘やかしてもらえるかを常々考えては颯馬くんにちょっかい出してる薫くんを世界遺産にしてほしい。きほんてきだいたい薫颯は弟×おにいのカブリンゴであることを忘れてはならない。颯馬くんがママではだめなのだ。ママではなくておにいちゃんなのだ 歳下おにいちゃん 一途に誰かを好きになった薫くんの愛情はきっとすこぶる重いが、それを重いと思わないのが颯馬くんである(これについて、颯馬くんがそういう薫くんのあやうい気持ちに気がついているかという点であるいはぼくたちの解釈は分かれるだろう。ぼくの思う神崎颯馬はわりと強かで賢明だから、それを知ったうえで恋愛してるんだよな)。それはじっさい感情の泥の底みたいなところで恋愛をしているということなので、ちょっぴりおそろしいことだが、本人たちが幸せならそれで構わないだろうというのがぼくの見解である。互いにワガママであるのもよいが、薫くんがマジでくだらないことでふにゃふにゃになっているのがいっぱい吸いたい。まじめな考察とかはまじめな人にまかせたい。颯馬くんのことでなければ我慢できることでも、颯馬くんのことに関しては自分の思い通りにいかないとイヤなところ、これは…………………………。それとも他のいろんなことを我慢しているぶん、いちばん好きな颯馬くんの前では我慢したくないなって思ってるのかな?これも…………………………………………………………。それは恋ね、間違いないわ

 

 しょうじきぼくは羽風薫くんではないので(思い上がるな。ぶっ飛ばすぞ!)彼がほんとうにメンヘラなのかメンヘラではないのかという問題に100てん満点の答えを出すことはできないのだが、ちょっと考えてみる価値はあると思う。で、スキスキセンサーがバリひゃくパーになってる羽風薫くんの薫颯同人をいっぱい吸わせてほしいと思っている。おいしい思いがしたい。そこで前回のキモブログを振り返ってもらうと、understandがディープになるのではないかと思う。それすなわちキモ理解が深まるということなので、お読みの女がぼくと同じところに引きずりおろされることを望むならというわけですけど………

 

 


 こんかいはこのへんでおしまいだ。

 おまえにも、けいさんソフトや労働や、鍋でねかせてるコンフィとむきあう時間がやってくる。

 

 

 カマボコ・ランドより愛をこめて

 うみ・マドレ犬・くるみパンヌ